代表りら先生です!今日は浜の宮校の鍵盤ハーモニカクラスの様子をご紹介します♪
鍵盤ハーモニカクラス
浜の宮教室では、月に2回、水曜日の午前中に鍵盤ハーモニカクラスを開講しています。
現在メンバーはお二人。
ゴルフ大好き、お休みの日には積極的にコンサートや落語などにもお出かけされるというとっても元気な80代のKさんと、元吹奏楽部で管楽器経験もあり、ギターなど色々な楽器もお好きな60代Yさん。
最初のころは、りら先生が練習曲や童謡唱歌、スタンダードナンバーなどの楽譜をご用意して、これを練習しますよー、という感じで進めていましたが、お二人それぞれに意欲的に
『この曲やってみたいから楽譜用意してきました!』
『こんな曲の楽譜みつけたから持ってきました!』
など、どんどんやりたい曲を持ってきて下さって、レッスン時間が足りないくらいです(笑)
最近やった曲の一例をあげると
- 元気をだして(竹内まりや)
- 君をのせて(ジブリ)
- Sweet Memories(松田聖子)
- 花は咲く(菅野よう子)
- 威風堂々
- 「四季」より『春』
などなど。
ジャンルも色々ですが、鍵盤ハーモニカって結構どんな曲にも合うんですよね♪
うまくできたときもできないときも、笑いの絶えない楽しいレッスン時間です(^▽^)
なんだか音がおかしい
先日、レッスンの始めにロングトーンを、というところで、なんだかKさんの楽器の音がおかしい…(・_・;)
そこで、いろんな楽器の扱いにも慣れておられるYさんが、鍵盤ハーモニカのメンテナンス工具セットをすぐに出して下さって、急遽ケンハモ解体ショーとなりました!
ねじを一本、二本、、、と外していって、、、
お二人で協力して裏のカバーを外してみると、、、
リードという空気が通って震えて音が鳴る部分に、水分がたまっていました(‘Д’)
あっ…リードが錆びている部分もありますね(>_<)
よく練習されるからこそ、水が溜まってさびやすくなってしまうんですね( ノД`)シクシク…
水気を吹いて元通りに蓋をしめ、ネジ留めして吹いてみたら、音は復活しましたヾ(*´∀`*)ノ
子どもさんたちの楽器は大丈夫かな…?
この数年、コロナ騒動で夏休みの鍵盤ハーモニカ・リコーダーグループレッスンができませんでしたが、以前生徒さんの鍵盤ハーモニカを持ってきてもらったら、白いホースがなんだか黒っぽくなっている人も…
それ、、、カビかもしれません\(゜ロ\)(/ロ゜)/
鍵盤ハーモニカは長いホースに息を吹き込んで音を鳴らしますが、ホースの中に溜まった暖かい息が冷えると水滴になります。
中学校の理科で飽和水蒸気量って習いますよね。冷たい水が入ったコップに水滴がつく、あれです。
生徒さんたち、「鍵盤ハーモニカ吹いたらよだれ出るー」と言ってましたが、よだれじゃないです、水滴です。
(よだれもちょっぴり入っているかな(笑))
鍵盤ハーモニカを吹き終わったら、ホースの中の空気が冷えるまで少し待って、中の水滴をしっかりと出しましょうね。
楽器にも水抜きボタンがついていますが、それを押して中の水滴を吹き飛ばしてからケースにしまいます。
できれば、ケースにしまわずしばらく置いておくほうがいいのですが、、、
学校ではそうもいきませんよね。
長いお休みで鍵盤ハーモニカを持って帰ってきたときに、裏のカバーを一度外して中をお掃除したり(リードはなるべくさわらないように!)ホースをチェックして、汚れやにおいが気になる場合は買い替えましょうね。
鍵盤ハーモニカはとても面白い楽器
学校の音楽会や鼓笛では、鍵盤ハーモニカは「その他大勢」的なイメージを持たれて、木琴などの打楽器、アコーディオン、キーボードなどを希望する人が多いですが、実は鍵盤ハーモニカはピアノにはできない演奏法が色々できる、面白い楽器なんですよ。
高速タンギングで同じ音を続けて演奏したり
音を伸ばしながらだんだん大きくしたり
息を使う楽器ですので、鍵盤はついていますが管楽器なんですよね。
残念ながら、学校の音楽の時間ではなかなか鍵盤ハーモニカの正しい奏法まで教わらないままになることも多いようですが、今年の夏休みには久しぶりに鍵盤ハーモニカのグループレッスンができたらいいなと思っています!
鍵盤ハーモニカクラスのお仲間も募集中ですよ♪
水曜日午前中の、大人の方クラスもいつでもご見学や体験レッスン大歓迎ですが、ピアノではなく鍵盤ハーモニカで曲を吹いてみたい、という場合はそれ用のレッスンも可能です。
子どもさんで、ピアノではなく鍵盤ハーモニカを極めてみたい!という人がいたら、鍵盤ハーモニカ専門のレッスンもできますよ♪興味のある方はぜひお問合せ下さいね!