
4/8に教室初の試み、アンサンブル大会を開催しました♪
ピアノソロ禁止
いつもの発表会では、基本的にピアノを一人で演奏する『ピアノソロ』を披露してもらいます。
ピアノは一人でメロディも伴奏もハモリパートも、その他色々とオーケストラのように弾ける、一人だけでも楽しめる楽器です。
でも、一人だけで弾いているとよくも悪くもマイペースになりがち。
- 間違えても弾き直せばいいや
- ここ難しいからちょっとゆっくりにしよう
- 止まっちゃってもまた弾けるところから弾けばいいよね
音楽会で合奏するときだとどうですか?
自分が間違えても、音楽はどんどん進んでいきます。
自分の都合でテンポを変えたりできません。
音楽で一番大切なのは、流れを止めないこと。
一人で弾く時も、本当は何かアクシデントがあっても止まらずに進んでほしいんです。
- 間違っても、やり直さない。
- 難しくて弾けないところがあるなら、全体のテンポを見直す。同じテンポで弾く。
そういうことを体験するには、
アンサンブル=誰かと合わせる
という経験をしてもらうのが一番いいのです。
マイペースではうまくいかない、ということが分かるのも大切ですが、何よりも誰かと一緒に演奏することは楽しいからです♪
先生はほとんど出番なし
発表会で先生が伴奏をすることもありますが、今回は
- メロディを担当する場合はピアノ以外の楽器や歌
- ピアノを使う場合は、生徒さん同士の連弾または先生がメイン、生徒さんは伴奏
というルールで演目を考えてもらいました。

おじいちゃんがメロディ、生徒さんが伴奏

お父さんがギターでメロディ、生徒さんが伴奏

お母さんが伴奏、生徒さんがリコーダーと鍵盤ハーモニカで合奏

生徒さんが歌、お兄ちゃんと先生がピアノで伴奏

お父さんが歌、生徒さんが伴奏

生徒さん同士の連弾にお母さん、妹さん弟さんが打楽器とダンスで参加

チューバ、ユーフォニアム、サックス、電子ドラム、口笛、キーボードと大編成のアンサンブルも!
全組ご紹介できませんでしたが、どの組も楽しく練習してくれたご様子が垣間見えて嬉しく思いました(^▽^)/
先生は今回ほとんど出番なくお客さんとして聴かせてもらいました♪
最後はみんなで合奏

午前の部は人数が多かったので打楽器合奏のみでしたが、楽器ごとにリズムを決めて即席合奏。途中で『ここは全員同じリズムにするよ~』など、少しだけ決めごとを作って練習して、ぶっつけ本番!

午後は少し人数が少なかったので、デスクベルで音を分担して曲を演奏してみました。
大きい生徒さんたちは遠慮して?ここには参加せずでしたが、最後に『情熱大陸』をお客様で来てくださっていたご家族も全員一緒に合奏。
誰かと合わせるともっと楽しい
ピアノを一人で弾くのも、もちろん楽しいですが、誰かと一緒に合わせて演奏する楽しさも味わってもらえたらなという思いで、アンサンブル大会を開催しました。
ご家庭で音楽を通じて楽しい時間を過ごしてもらえたら、、、
『ピアノ練習しなさいよ!』『練習しないんだったらやめなさい!』
…と言う前に、ぜひ、おうちの方が『ピアノっていいね、音楽っていいね』と子供さんたちと時間を分かち合っていただきたいのです。
子どもさんたち、楽しいことは『やりなさい』と言わなくても勝手にやってくれます(笑)
子供さんが弾くピアノに合わせて歌を歌う、口笛を吹く、手をたたく、隣に座って身体でリズムをとる…簡単なことで大丈夫です。お忙しいと思いますが、親御さんが一緒にいることを喜んでくれるのはほんの数年( ̄▽ ̄;)
1日に10分でも、5分でも、お子さんのピアノを楽しむ時間をぜひ作ってみて下さいね♪
来年度もまたアンサンブル企画、やりたいと思っています!