代表りら先生です!
実はりら先生、ひょんなご縁で、4月から週に2時間だけ特別非常勤講師として高校で授業をもっています。
その科目は
『デジタルサウンド』
で、まぁおおざっぱに言うとDTM(デスクトップミュージック)です。
なんとなく、耳にしたことがある人も増えてきているのではと思いますが、例えばボカロの曲、また最近ではYOASOBIさん、米津玄師さんの曲などは打ち込みデータを多用して作られていると思います。
DTMでは、楽器を実際に演奏しなくても、音楽の情報をコンピュータに入力することでコンピュータのソフト上で音楽を演奏させることができます。
また、楽譜を手書きではなく楽譜制作ソフトを使って入力することで譜面の音をコンピュータで再生させたりすることも、DTMですね。
りら音楽教室が「ピアノ教室」ではないのは、幅広くさまざまな角度から音楽を楽しめるよう、ピアノに限定せず色々な音楽体験を提供したい、という気持ちからなのですが、この度レッスンコースにDTMも取り入れようと考えています。
楽器が弾けなくても演奏音源を作ったり、作曲ができるのがDTMの醍醐味というイメージが強いですが、実は楽器、とくに鍵盤楽器が弾けるとDTMを楽しむことが更に楽になります。
音のデータを一つずつマウスでクリックして入力しなくても、コンピュータに接続したキーボードを演奏すればそれがそのままデータ化されます。作業効率が断然違うんです。
ピアノ以外たとえば打楽器などのデータ入力にも鍵盤での演奏が可能です。
また、作曲をする際にはある程度の音楽理論の知識が必要となりますが、楽譜を自分で書いたりするのが苦手な人でも、ソフトの操作を理解すれば感覚的に曲が作れるようになったり、ソフトにサポート機能があって、知識がなくてもある程度形の整った音楽が簡単に作れます。
とはいえ、ごく基本的なことはやはり、ピアノをやったことがある人なら感覚で理解できているので、よりスムーズですね。
さしあたっては小学生のお子さんと保護者様のペアを対象として、ごく基礎的な入門クラス限定で開講します。受講には一人一台のパソコンが必要ですので、受講時はノートパソコンご持参での実地レッスン、またはオンラインレッスンとなります。
中学生以上は保護者さまの同席必須ではないかと思われますが、パソコンの取り扱いなど要相談でしょうか…
パソコンの操作だけでなく、音楽理論のお勉強もDTMのソフト操作を通じて学んでいきます。
ピアノは一人でメロディ、伴奏、リズムパート、コーラス、裏メロディなどを全て担当することができる反面、マスターするのが難しい楽器です。
生徒さんそれぞれが楽しく演奏できるよう、精一杯サポートしていくのが私たち講師の仕事ですが、なかなかうまくいかないこともあります。
そんなとき、「うちの子は向いていないから」「全然練習しないから」と、ピアノから離れる選択をされるご家庭もあります。
だけど、音楽ってピアノだけじゃない。
ピアノが苦手でも、音楽の楽しみ方は無数にある。
ピアノが得意な人も、ピアノ以外の楽しみ方を知っていると、もっと音楽が豊かになる。
そんな思いで、開講を準備しています。
詳細また後日お知らせしますね!